福岡県市民教育賞

一般社団法人 地域企業連合会 九州連携機構

受賞者一覧

第15回

教育者奨励賞 受賞者

井上 和孝氏写真001

福岡県立柳河特別支援学校 教諭

井上 和孝 氏

【略歴】

昭和55年福岡県立筑後養護学校赤坂分校講師
昭和56年中間市立中間東中学校教諭
昭和60年黒木町立黒木中学校教諭
平成 3年上陽町立北川内中学校教諭
平成 7年福岡県立田主丸養護学校教諭
平成20年福岡県立筑後養護学校教諭
平成21年福岡県立柳河盲学校教諭、
福岡県教育委員会事務局指導主事、
柳河特別支援学校準備室員として特別支援学校の設立準備業務に携わる
平成22年福岡県立柳河特別支援学校教諭

【活動内容】

 肢体不自由のある生徒や病弱の生徒への指導に21年間携わる。子どもを中心に置いた教育実践や保護者の心情に寄り添う姿勢により、関係者からの信頼は厚い。誠実な人間性と持ち前の行動力により多くの教職員から慕われ、若年教師の育成や学校のチーム力向上にも力を発揮している。

野村 知景氏写真001

福岡市立宮竹中学校 教諭

野村 知景 氏

【略歴】

昭和62年福岡市立長丘中学校 教諭
平成 3年福岡市立老司中学校 教諭
平成 4年一斉教科基本研修授業者
平成 8年福岡市立片江中学校 教諭
平成14年アムステルダム日本人学校
平成17年福岡市立高宮中学校 教諭
平成23年福岡市立田隈中学校 教諭
拠点校指導員として初任者を指導
基本教育計画作成委員
平成26年一斉教科基本研修 授業者
平成28年福岡市立宮竹中学校 教諭

【活動内容】

 福岡市の国語教育の推進に大きく寄与。海外日本人学校教諭としての経験も生かし、優れた理論と経験に裏打ちされた授業をおこなっている。道徳や特別活動に朗読劇や詩の群読を取り入れるなど教科を超えての言語活動の実践がある。教師として30年以上にわたり、真摯な姿勢と生徒への愛情をもって教育活動をおこなっている。

地域社会教育賞 受賞者

山本 美也子氏写真001

NPO法人はぁとスペース 代表理事

山本 美也子 氏

【略歴】

平成22年NPO法人はぁとスペース 設立

【活動内容】

 看護師をしながら、障がい者も健常者も一緒に楽しく生活できる思いやりスペース作りをめざし、平成22年「NPO法人 はぁとスペース」を設立。その約1年後、当時16歳のご長男とその友人を飲酒運転事故により奪われ、「飲酒運転撲滅活動」をテーマに命の大切さ、加害者も被害者も作らない事を訴え、これまでに全国各地で800回を超える講演活動を行う。講演だけでは出会えない人への新たなアプローチとして、飲酒運転根絶への火をとも灯し続け、被害者にも加害者にもならない生き方をともに考えることを掲げたフリーペーパー「TOMOs(ともす)」を平成29年5月に創刊。

常田 貴清 氏写真001

NPO法人 ハッピーライド 代表

常田 貴清 氏

【略歴】

平成21年任意団体 HAPPYRIDE(ハッピーライド)結成
平成24年NPO法人 ハッピーライド 設立

【活動内容】

 障害を持つ友人にとって“住みやすい社会”を創りたいという思いから、平成24年NPO法人ハッピーライドを設立。アクティブラーニングやチームビルディングをツールとした「遊びの中の学び」を提供する事で、社会全体を巻き込み双方向の関係性をより良く変えることを目的としている。「みんなが主役 みんなで作る みんなの町」をモットーとし、福岡県を中心に親子を対象としたイベントをこれまでに105回開催、約8,000人が参加している。

地域社会教育賞(団体)

非営利団体 ウハウハ長尾写真001

非営利団体 ウハウハ長尾

【略歴】

昭和57年ウハウハ長尾結成
(福岡市立長尾公民館青年教室として活動開始)
平成13年民間団体「ウハウハ長尾」として独立、現在に至る

【活動内容】

 福岡市城南区長尾校区を中心に、35年間「誰もがいきいきと暮らせる町づくり」を目指して、子どもアドベンチャーキャンプを軸にハイキングやクリスマス会など年間を通し活動している。参加者はリピーターが多く、スタッフの約半数が幼少期に活動に参加しており、現在の活動を支える点が特徴。現在の代表角田愛美氏は3代目であり、サークル活動として関わり始めて28年目となる。

特別賞 受賞者

山田 眞理子 氏写真001

NPO法人 子どもと保育研究所ぷろほ 理事長
九州大谷短期大学 名誉教授

山田 眞理子 氏

【略歴】

昭和54年京都大学大学院教育学研究科博士課程
(臨床心理学専攻) 修了
昭和55年平成24年九州大谷短期大学にて教鞭をとる。

【活動内容】

 数々のNPO法人の代表を務め、乳幼児のメディア漬けへの啓発、子どもの表現活動を支えるドラマスクール、子どもの心に寄り添うチャイルドラインなどの活動を20年以上続けている。子どもの心に寄り添える保育者を育成するため、日本で初めて現役保育者のための入学型研究所を平成24年に開設。