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　2024年3月25日、八仙閣にて記念すべき１０回目となる産学官ダイアログを開催しました。講師として、一橋大学名誉教授の米倉誠一郎氏にお越しいただき、『今なぜソーシャルイノベーションなのか』というテーマでご講演いただきました。

「イノベーションは手段であり、目的にしてはいけない」「イノベーションは、新しいことをするか、既に行われていることを新しい方法で行うことである」「group thinkでは常識から抜け出せず、空白の30年を繰り返すだけである」 などの米倉先生からの言葉に、質疑の時間では参加者側からも様々な意見が飛び交いました。

懇親会の場でも「AIを使った手法などデジタルに慣れている若い世代の意見も取り入れたいんですよね」「経営者として考えると、働き方改革・ジェンダー・男性の育休とか時代の流れに全て対応するってのは実際中々難しいなあ」など参加者同士で対話している様子がとても印象的でした。

また、台湾から国立台湾大学名誉教授のChen-en Ko教授にもお越しいただき、10月に開催予定の台湾・九州クリエイティブウィーク開催に向けて、九州・台湾の協力体制を強めていくとのお話を伺いました。

本年度最後の事業でしたが、参加者の中でも学びの多い、満足度の高いイベントとなりました。