福岡県中経協連合会会長挨拶

会長 小林 専司

平成30年度スタートにあたって

 平成30年度のスタートに当たり、当会を代表してご挨拶申し上げます。
 現在、福岡、北九州、筑後及び筑豊の各地区の中経協会員企業数は1,220社を超え、各々の中経協が積極的に様々な活動をしています。当会は、各中経協相互の連携・振興の橋渡し役として、連携を図るとともに、産学官が連携した地域活性化の取り組み、グローバルに係わる支援、人材育成に関することなど、会員企業並びに地域社会と共生・発展していく事業を行っております。それでは、今後、重点的に取り組んでいく事業をご紹介いたします。

 1点目は、産学官の強い絆をベースとした地域活性化の新たな取り組みについてであります。昨今のように少子高齢化やAIに代表される技術革新など激変する環境下では、私達中小企業の力だけでは地域活性化の道は厳しいため、大手企業の皆様、大学法人の皆様及び行政の皆様の力をお借りしながら、相乗効果を発揮する中で、福岡そして九州、引いては日本各地の地域活性化の一助となるべく今後ますます活動を促進してまいります。

 2点目は、次世代のグローバル人材育成についてであります。当会は、アメリカにあるカリフォルニア大学バークレー校の学生を招き、高校生向けサマーキャンプを開催いたしました。これは、カリフォルニア大学バークレー校の学生と福岡県の高校生が5日間全て英語で接し、様々な活動・行動を通じ、一緒に学び課題を乗り越えていくプロセスにおいて、自らを成長させていくものであります。当会としては、次世代を担う人材として成長する機会を提供する場として考えており、大変実りあるものであったと思っております。この取り組みは継続していきたいと考えております。
 また、私は常にグローバル人材育成を早急に行わなければ、この先の日本は国際競争に勝つことができないと話をしています。今でも、中国や韓国などと比較しても、大きな差が生じています。このままでは、国際競争に勝つことができませんので、喫緊の課題として、グローバル人材育成していくことは、今後の日本、福岡にとって大変重要なことであります。そのために、当会でも引き続き、貢献できるように取り組んでいきたいと考えております。

 3点目は、中小企業の海外進出支援等についてであります。当会では、中経協会員企業の皆様に、グローバルイノベーションフロムフクオカと題し、東南アジアを中心とした海外進出に向けた支援事業を行って参りました。この間、継続した支援事業を行ってきたことにより、海外進出を行う企業が出るなど、成果が出てきております。
 また、今年2月には、外国人技能実習生共同受入事業の実施が必要との結論に至り、事業協同組合(グローバルイノベーション事業協同組合)を設立いたしました。今後は、中小企業の海外展開を、更に加速させるお手伝いを行うとともに、海外からの技能実習生に、日本の高い技術・技能・知識を修得していただくなど、人を育てる事業も行ってまいります。

 最後に、今後とも、福岡、北九州、筑後及び筑豊の各地区の中経協並びに、その会員企業の交流を促進し、企業価値向上に貢献することで、会員企業並びに地域社会と共生・発展に努めてまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

平成30年4月
一般社団法人 福岡県中小企業経営者協会連合会

会長 小林 専司