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| 【今 井】 |
私が世界最高女性経営者賞を受賞した2002年は40名が受賞して、授賞式はパリでした。 |
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| 【八 頭】 |
今回の受賞者は15名です。授賞式は南アフリカ。千恵さんにも付き添っていただきました。
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| 【今 井】 |
今年で11回目ですから、すでに受賞者は相当な人数になります。日本人受賞者は他にもいらっしゃいますが、九州では私と矢頭さんだけ。企業の資本を50%以上握っていなければならないとか、年間売上げが日本円で250億円以上とか、選定基準がだんだんと厳しくなってきて、今の基準では私はエントリーできないと思います。でも、それだけではダメで、いかに社会に貢献しているかが大きなポイントなんです。 |
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| 【八 頭】 |
提出書類もいろいろと厳密に揃えなければなりません。環境問題への対応とか、企業としての存在価値、社会に対して使命を果たしているのか、国際的にきちんと活動しているかとか、そういう内容のものです。幸いやずやは毎年経営計画書を作っていますし、社史も25周年の際にまとめたものがありました。また、海外で仕事をすると会計上の処理の仕方や法律も違うし、会社概要もきちんとまとめておく必要があります。そうしたものはきちんとしていたので、英語は千恵さんに手伝っていただきましたが、会社の概要をまとめるのは割とすぐにできました。今回は特に留学生支援など、どういう方法で社会貢献しているかをポイントに評価していただいたのではないかと思います。 |
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| 【今 井】 |
国によって考え方も価値観も違う中で、皆さんそれをクリアしながら仕事をされているんですよね。やずやさんほどきちんとされている企業は、日本でも数少ないんじゃないでしょうか。ところで、私の授賞式の時はパリ郊外のお城が会場で、それは華やかなものでした。私は今回は少々地味に感じたのですが・・・。 |
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| 【八 頭】 |
政情や治安への不安があって参加を見送った方もいたようですし、過去と比べると地味だったかもしれません。でも、私からすれば十分に華やかで、チャーター機での移動や送迎のリムジン、歓迎の花火、パーティーやお料理もすごかった。1週間の日程でしたが、毎日ドレスアップして美容院でヘアメイクしてのパーティ。こんなにセレブのパーティは疲れるものなんだ、早く帰ってお茶漬けが食べたいと思っていました。
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| 【今 井】 |
今回は確かに方向転換というか、原点回帰への節目だったようですね。
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| 【八 頭】 |
この賞の本来の目的は、国際的に活動する女性経営者たちが世界の中でネットワークを作って、ボランティア活動や社会福祉も含め、一体化した活動をするためのコミュニケーションの場を提供するということです。個性的な経営者が多いから、残念ながらこれまでそうした輪はなかったようなんですね。
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| 【今 井】 |
受賞者は1週間べったりと行動をともにするので、嫌でも顔を覚えるし、仲良くはなるんですが。
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| 【八 頭】 |
主催者側からは、運営の資金的な面の厳しさや維持の苦労も漏れ聞こえてきました。毎回スポンサー探しに苦労するようです。この賞も10年を経て受賞者たちもさらに成長し、ネットワークも広がってきているはずだから、ある程度は自らスポンサーになる人が出て盛り上げていく形になっていていいのではないかということですね。
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| 【今 井】 |
すべての手配やアレンジメントを行うのは本当に大変だと思います。主催者はアメリカの経営者ですが、企業自体も大きいし、アメリカは25%も女性起業家がいます。やはりスケールが違うからやれることかもしれません。日本はまだ女性起業家は6~7%。これからもっと増やしていかないとと思います。
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| 【八 頭】 |
今回良かったのは、自分の位置づけというか、活動のスタンスを再確認できたことです。何しろ3万2000円から商売をスタートしましたので、世界で活躍されている女性経営者とは経営感覚や考え方のスケールが違います。私はコツコツと小さなことしかできませんが、お客様や社員に支えられて商売をやってきた、そのノウハウを若い人に伝え、その人たちが将来、またお手本になってくれるように育てていくというスタンスが一番自分に合っているとわかりました。留学生支援のカレーのチャリティでも社員の育成でもそうですが、互いに顔の見える関係を基本に将来を担える人を育てていきたいと思っています。
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| 【今 井】 |
世界のトップを見て、知った上でそう言えるのは素晴らしいですね。
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| 【八 頭】 |
ええ、本当にいい経験をさせていただいて感謝しております。
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