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ニツカウ井スキーの原酒(モルド)貯蔵に使う「樽材」は200年後を想定して木を植えると言う。気の遠くなる話だが、そんな「備え」が無いと将来の「夢」が描けない。
企業にとっても家庭にとっても国家にとっても永遠の課題は「人を育てる」ことにある。国の未来への備えであり、家庭の未来への備えであり、企業の未来への備えでもある。
その人を育てることがいかに大事な社会的テーマであるかは、今の時代の社会的混乱を見れば一目瞭然である。そんな中、㈱フラウの濱砂社長が経済産業省のキャリア教育プロジェクトに応募、見事金的を射止められた。題して「中高生の作った職業ガイドBook」。
親の背中で育てる機会がめっきりと減った今日にあって子供の目で店を見て、社会を見てどんな人達がどんな思いでどんな仕事をしているのか、肌で感じたままを仲間に伝えようと悪戦苦闘してまとめあげる。その子供が「自分のお父さんも、あんなにして働いているんだろうね」と帰ってお母さんに話したという。まさに「気づき」である。
子供なりの職業観、仕事観、人生観が芽吹いてくる一瞬である。このような事業が継続され拡大されていくことによって、ニートとかフリーターが減ってくる。まさに、健全な子供たちが育つのである。中経協においてもCSR(企業の社会的責任)の一環として、濱砂社長のアドバイスを頂きながら経営文化研究所の事業の柱のひとつに育てていってはどうかと考えているものである。
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